藤の園

一関の児童養護施設への支援

プロジェクトについて

福島での大災害の後、私は日本の被災者たちを助けることにしました。日本の強い地震とそれに伴って起こった津波により、多くの人々や家族が家を失いました。 一関の藤の園児童養護施設も大きな被害を受け、子供たちは一時的な仮設住宅に移ることを余儀なくされました。60人の少女達と少年達は、新しい建物が完成するまで、 この暫定的な仮設住宅に住まなければなりませんでした。新しい建物が完成した後、60人の子どもたちは藤の園児童養護施設に戻ることができました。しかしながら、 その地域は依然として災害がもたらした被害に苦しんでいます。自作のトタン屋根の下に住んでいる家族たちがまだいます。これらの事から、藤の園児童養護施設を支援することにしました。 そこにいる人達を助けるため、私はチャリティーコンサートを開催し、その収益を児童養護施設の子供達の食糧配達に充てています。

DHLの助けを借りて、これまでに7つの大きな食糧コンテナが一関に配送されました。私達は、修道女セリナから感謝の手紙を受け取り、そこに記されている子供たちや指導員の喜ぶ様子に毎回感動しています。

毎回食糧配達の前に,私たちは修道女セリナに、何が必要かを尋ね、希望に従って配達を取りまとめています。缶詰の果物、パスタ(例えばスパゲッティ)、缶詰の野菜(トマト、豆、 トウモロコシ)が依然として真っ先にリクエストされます。日本では果物が非常に高価であり、いまだに特別なものとして考えられています。

5回目の配達がクリスマス直前だったので、私たちは、それぞれの子供たちに渡すクリスマスカレンダーも配達に含めました。子供たちの喜びは言葉では言い表せないほどでした。 毎朝、朝食時には、カレンダーの扉の中に何が入っていたかが話題になりました。クリスマスカレンダーは日本では一般的ではありません。この機会に、関係者、 特にこのプロジェクトを実現可能にしてくださったDHL (代表してオリヴィエ・ダール氏を) 、そしてコンサートに参加する意欲と勤勉さで私を支えてくれる私の生徒達に感謝します。

新聞記事

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